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5月22〜27日、スペイン/マドリードで開催された「16th World Congress I.A.S.G.」に参加しました。 |
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<スペイン旅行記> 平成18年5月25〜27日にスペイン・マドリードで開催されたIASGに島田教授、宮本先生、森根先生、東島先生、森先生、私の6名で参加しました。 5月23日午前、関空を出発して約12時間のフライトでイギリス、ヒースロー空港に到着、さらに約2時間の空路で同日深夜スペイン、マドリードに到着しました。滞在先は五つ星ホテルの"ウサ・プリンセサ"です。幸運にも私の部屋は最上階で、眺めもよくゆったりと過ごすことができました。 5月24日はメトロとバスを乗り継いで、学会会場であるHospital 12 de Octubreへ行きました。受付を済ませた後、午後からスペイン広場、宮殿、ソルを散策しました。昼食は島田教授choiceのレストランで、メニューはよくわからずに注文したものばかりでしたが、とてもおいしかったです。マドリードの地元の人たちの中で、早速スペインの雰囲気を楽しめました。夜には闘牛場へ赴きました。通常闘牛は日曜と祝日にしか行われていないのですが、5月15日の"サン・イシドロの祭り"の前後一ヶ月は毎日開催されていて、幸運なことに私達の滞在中にも観ることができました(ただしこの期間は、人気の闘牛士が集まるということで、チケットが手に入りにくく、裏ルートから入手したため通常の3倍近い値がついていましたが…)。正直なところ闘牛を観る前は、なぜ罪もない牛が殺されなくてはいけないのだろうかと、とても残酷に思っていました。しかし始まってみると地元の闘牛ファンたちはどんどんエキサイトしていき、最後の頃には私も興奮していました。いまだに牛と戦わなければならない理由は私にはよくわかりませんが、文化の違いでこういう楽しみもあるのだなと実感しました。 5月25日は東島先生のポスター発表と、島田先生の発表があり学会に参加しました。初めての国際学会で、期待と不安でいっぱいでしたが、会場に着くと日本から来られた先生方にもたくさんお会いし、また会場が予想以上にat homeだったため、緊張はすぐに拭い去られました。私は主にポスターを見て歩いていましたが、ポスターひとつでも内容も、デザインも個々それぞれで、おおいに今後の参考になりました。午後からは再び時間が空いたため、プラド美術館へ行きました。徳島では見られないような有名な絵画がたくさんあり、半日ではとてもすべて観て回ることはできませんでしたが、ひとときでも芸術に触れ、心が休まった気がします。この後、私は一人shoppingにでかけ、島田先生はじめ5名の先生方はレアルマドリードのホームへ向かいました。スペインは治安が悪いと聞いていたので、はじめひとりで歩くのはとても緊張しましたが、まったく危険な目に会うこともなく、無事ホテルに帰ることができました。 5月26日は一日自由時間となりました。ガイドさん付きの車を手配し、マドリード郊外へ観光に向かいました。古都トレドでは、キリスト、イスラム、ユダヤの文化が入り混じった町並みを歩き、異国情緒に陶酔してしまいました。次に向かったのは、アランフェスの王宮です。ここでの名産は魚介類と、アスパラガス。私はホワイトアスパラが好きではないのですが、アランフェスのホワイトアスパラはたけのこではないかと思うくらい大きくて驚きました。グリーンアスパラとは全く食感が違いますが、おいしかったです。昼食後、王宮の中を見学しました。外観はシンプルに見えましたが、内装は驚くほど豪華で、ここでどのような宮廷生活が営まれていたのか、想像しただけで心躍るようでした。マドリードに帰って、最後の夜はフラメンコ鑑賞。残念ながら森根先生は風邪のため欠席でしたが、情熱的な踊りに全員心奪われてしまいました。 5月27日森先生と私はポスターを貼り、いよいよ学会に参加したという実感がわきました。この日、宮本先生もoral発表の予定でしたが、帰りの飛行機の時間と重なってしまったため残念ながら発表はできませんでした。帰りもイギリス経由、合計約14時間のフライトで、出発前に心配されていた強盗や置き引き等の被害にあうこともなく、無事帰国することができました。 今回、このようなすばらしい経験をする機会を与えてくださった島田教授、ならびに留守中当直などご迷惑をおかけした先生方に深く感謝いたします。今後この経験をいかし、よりいっそう臨床や研究に精進していきたいと思います。ありがとうございました。 |
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