3年前にEriczon教授から「Swedenは冬なると海、河が凍るんだよ」といわれたものの、にわかには信じ難く、こちらに来るまでほとんど信じてなかったのですが、実際に冬を体験してまさに、「身にしみて」理解しました。スウェーデンの川は凍ります。しかも、その上を歩くことができます。
「こんなことは一生のうちで経験できるかできないかくらい貴重だ」と嫌がる家族を説き伏せて、ずいぶんな距離の河を横断ではなく、縦断してしまいました。翌日は筋肉痛にみまわれたのは言うまでもありません。凍った河といても河底が透けて見れるわけでなく、厚く凍った河にさらにその上に雪が乗っていて、ほとんど雪の積もった道路を歩くのと変わりはありません。
ただ、回りになにも遮るものがなく、ただ、人の通った跡だけがある状況はなんともいえません。