一坪菜園
2006.06.29
スウェーデンの人口はご存知のように900万人程度で、国土は45万平方メートルで日本の1.2倍とほとんど変わりないのに、羨ましい人口密度で、各家庭は夏用と冬用の自家用車を使い分け(後述)、別荘と、ボートを所有している、夢の様な生活をしています。家はプールつきにもかかわらず、なぜか日本ではおなじみの家庭菜園を見たことがありませんでした。
なぜ自分の庭に菜園を作らないのかは不明ですが、Stockholm大学の近所に市営の菜園がありました。一坪よりはもうちょっと大きめですが、大雑把に区画された土地に掘っ立て小屋(本当にこの呼び名がふさわしいくらいの粗末な小屋なのです)があり、それぞれ自由に植物を育てています。仕事の帰りにちょっと寄って、日本の盆栽ならぬ、スウェーデン菜園いじりを楽しんでいます。天気のよいこの時期には野生のウサギも見ることが出来ます。
ただ、当然全員に菜園があるわけでなく、申し込み、予約は殺到しているようです。