行く夏を惜しむ
2006.08.12
6月上旬から始まった長い長いスウェーデンの夏休みもそろそろ終盤に差し掛かり、町にはこんがり日焼けした老若男女が闊歩しています。9月から新学期、仕事再開とあって、8月の特に週末はバイク、オープンカーのパレードになります。通年バイク、オープンカーが乗れるわけではないので、ここぞとばかりに自慢のマシンを操っています。
一般的に、スウェーデン人は冬用と夏用の車を持ち、夏用はこのようなオールドアメリカンなオープンカーを乗り回す人が多いようです。この日はまだ夏の日差しが強くとても夏の終わりという感じではありませんでしたが、アパートの周辺や、裏庭の木々にはリンゴなどがたわわに実り、地面に落ちているさまはそろそろ秋の気配でしょうか。
行く夏を惜しむというわけではありませんが、町の中心部には時々夏でなければ出来ないようなデモ行進を見かけることがあります。さすがに裸に寛容なスウェーデン人も、これには苦笑していました。