国王の誕生日パレードもそこそこに、同じ日に春を迎える祭りが街中の公園で行われていたので行ってまいりました。やはり一番大きくて有名なのは、おなじみのスカンセンです。午前から行事は開催されていたようですが、国王のパレードと重なり、閑散としていたようです。
スカンセンの野外コンサートホールでは、クラシックや合唱が催され、別の広場では、春を迎える飾りを先頭にスカンセン野外公園中を練り歩いた民族衣装を着た一行が、古典的なダンスや、馬術を披露していました。夕食は常設されている屋台のこれまた古典的なトナカイの肉のステーキで済ませ、いよいよ本日のクライマックスである「火の儀式」が行われる野外コンサートホールへ向かいました。
「火の儀式」って、一体どのようなものか、かなり仰々しいものを想像していましたが、結局高く詰まれたやぐら状のキャンプファイヤーのようなものでした。日本で言う、「お水取り」といったところでしょうか。この火を見ながら、ワインボトルを片手に、コンサートを聴くのがこちらの「正統的な」春の迎え方だそうです。