米国内視鏡外科学会(SAGES)
2007.04.18-22
本年のSAGESは幸運にも口演発表させていただきました。しかも会場はラスベガス。学会場にはどうしても一度はロビーを通過しないわけにはいかず、バカラ、スロット等など、数々の誘惑をグッとこらえて、会場に望みました。
小生の発表は朝一番の7時開始の基礎研究のセッションでしたので、軽く600人は収容可能であろうシャンデリアのついた豪華な会場に発表関係者のみの6,7人という、「デビューしたての歌手のコンサート」のような発表でした。そんな中でも、セッション終了後にも興味を持った外国人から質問をいただき、有意義な発表を経験しました。
SAGESは他の国際学会と違って非常にアットホームで、最終日には「Sing-Off」といって歌って、騒いで親睦を深める「お別れパーティー」を行います。しかも各国対抗歌合戦の形式になっております。最近のSAGESは日本からの演題も多く、いまや一大勢力となっているそうです。しかも大学の垣根を越えた「チーム日本」で一致団結。徳島大学チームも参加させていただきました。当然ですが、我々のSing-Offの後は「超うれているロックグループ」のごとく握手攻めと、「Cool! Great!」の賞賛の嵐。ちょっと癖になりそうな快感でした。