スウェーデン留学記〜日々雑感

SAGESが終わってわずか1ヶ月で再びアメリカに戻ってきました。今回は「米国移植学会」です。今回は小腸移植に関連した基礎研究のポスター発表でした。同僚の日本人医師は家族性アミロイドポリニューロパチー（FAP）という疾患に対する肝移植の予後調査で口演を射止めました。
時事ネタとしてはこの時期のアメリカはイギリスのエリザベス二世女王をお迎えして最上級の晩餐会（「タキシードに白の蝶ネクタイを着用する」ことが最上級のもてなしだそうです）が催されています。さらにこのときブッシュ大統領がスピーチで、アメリカ独立宣言200周年をエリザベス女王と一緒に祝った1976年のことを紹介するはずが、うっかり「17…」と1776年と言いかけたことが現地のニュースに取り上げられていました。
また、ヒルトンホテルの創業者の娘であるパリス・ヒルトン嬢が運転免許停止で保護観察中にもかかわらず運転し、逮捕され、今後裁判で有罪判決を受ける可能性があるというニュースでしょうか。これにはアメリカのニュースの恒例で、賛成派と反対派の法律専門家が出てきてテレビ討論を激しく戦わせていました。