引継ぎ
2007.08.03
小生が臓器病態外科ではカロリンスカ医科大学に行った初めての留学生で、今後継続されるのか、主任教授であるEriczon教授も気をもまれていましたが、ありがたいことに臓器病態外科から勇気ある(!?)留学生がこのたび引継ぎにワザワザ忙しいのをおしてスウェーデンに来てくれました。
小生よりもはるかに若く、やる気満々、闘志にあふれた若人がやってきてくれました。残念ながら、今回は引継ぎのためだけなので滞在期間は1週間と短く、出来るだけ効率よく、生活に必要最小限なことや今後の研究に必要な手続きなどを行いました。
思いかえせば、はじめてこちらに来たときは、誰も先輩もなく、ウロキョロしながら試行錯誤の連続でした。幸い、日本人の同僚が非常に助けてくれて心強かったですが、なかなか細かいところは家族全員で一致団結して乗り切ったものでした。そんな留学生活もこうして終焉を迎えようとしていますが、一抹の寂しさと不安がこみ上げてまいります。